以前は水上スキー用のハンドルを流用していたウェイクボードだが、現在ではウェイクボード専用のハンドルが多数販売されるようになった。
水上スキー用とウェイクボード用に明確な違いは無いが、ウェイクボード用には多様な形状の物があり、ハンドル幅はほぼ13in〜15inだ。それに対して水上スキー用はトリック用、ジャンプ用、スラローム用とあり、種目により形状やハンドル幅が異なる。
ウェイクボード専用のハンドルが販売されている現在、敢えて水上スキー用を販売しているウェイクボードショップは無いと思うが、初心者には違いが分かりにくいので購入の際は確認した方が良いかもしれない。




 ある意味ロープはハンドルより重要だ。
安価のロープは伸縮性があり、ゴムのように伸び縮みする。
ロープが伸縮するとパワーロスが生じるだけでなく、予測不能の力が加わり大変危険だ。少々大袈裟な表現だったかもしれないが、ロープはそれ程に重要なアイテムなのだ。
現在、ウェイクボード用のロープには従来からあるポリエチレン素材の物、microfusionと呼ばれる高密度高分子のポリエチレン素材を使った物、Dyneemaと呼ばれる超高強度ポリエチレン素材を織り込んだ物、Dyneema Lineに電気コードのような高弾性コーティングを施した物などがある。
microfusionより上のロープを買えば伸縮による悩みは解消されるが、金銭的に余裕のある方には後者のコーティングラインを勧める。
コーティングラインは柔らかいロープと異なり弾力性があり絡みにくいので初心者にも扱い易いからだ。


 
 
 
 
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